電気設備の測定基準と保安管理
電気設備の各種測定は、単なる数値確認ではなく、設備の状態を把握する重要な手段です。
当事務所では、測定値の変化や傾向を読み取り、事故の未然防止につなげています。
絶縁抵抗の基準値
| 電圧区分 | 条件 | 基準値 |
|---|---|---|
| 300V以下 | 対地電圧150V以下 | 0.1MΩ以上 |
| 300V以下 | その他 | 0.2MΩ以上 |
| 300V超 | ― | 0.4MΩ以上 |
接地抵抗の基準値
| 接地種別 | 基準値 |
|---|---|
| A種接地 | 10Ω以下 |
| B種接地 | 150/Ig Ω以下 |
| C種接地 | 10Ω以下 |
| D種接地 | 100Ω以下 |
漏れ電流の目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 漏れ電流 | 50mA以上で注意 |
数値の増加傾向が見られる場合は、絶縁劣化の可能性があります。
サーモグラフィー診断
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 温度差 | 50℃以上で要注意 |
接触不良や過負荷による異常発熱を早期に発見します。
保護継電器試験
- 動作時間の確認
- 設定値との整合確認
- 動作の確実性の検証
適切な設定と定期試験により、事故の拡大防止につながります。
測定値は「設備からのサイン」です
数値だけを見るのではなく、変化や傾向を読み取ることが重要です。
経験に基づいた判断により、設備の安全性を維持します。
数値の判断や設備の状態についても、お気軽にご相談ください。
